主張

「めぐみへの手紙」 多くの人に読んでほしい

産経新聞で、横田滋さん、早紀江さんによる連載、「めぐみへの手紙」が始まった。今後、随時掲載される。

《お母さんは寂しさが募り、それを振り払いながら一生懸命、救出運動を頑張っていますよ》。切々とつづられたこの連載を、政府や国会議員、国民一人一人の、できるだけ多くの人に読んでほしい。

9日付掲載の「手紙」には、桜の木の下に立つ、めぐみさんの写真が添えられた。体調を崩して中学の入学式を欠席した後、「恥ずかしい」と嫌がるのを連れ出し、滋さんが撮ったものという。

桜は満開、少女は、はにかんでいる。この年の冬、めぐみさんは北朝鮮の工作員に拉致された。そして40年後のいまも、両親との再会は果たせていない。

《ひとたび、北朝鮮で事が起こり、暴走が始まればすべての日本人が一瞬で消えてしまうかもしれません。そのとき、国民を守れるのか。拉致被害者を救えるのか。国家の危機がすぐそこにあるのに政治は真剣に考えているでしょうか。本当に国を思い、国民を思い、北朝鮮に拉致された子供たちを思っているのでしょうか》

《一つ間違えば殺されてしまう国で「助けて」と声をあげることもできず、黙って救いを待つ子供たちがいる。お父さんとお母さんは、日本の国として一刻も早く、救いの手を差し伸べてほしいと強く思っています》

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