サッポロビールが国を提訴 『極ゼロ』は「第3のビール」、自主納付分「返して」

 サッポロビールは11日、税率の低い第3のビールから、国税庁の指摘を受け発泡酒に変更した「極ゼロ」に関して、自主納付した酒税115億円の返還を求め、国を相手取り東京地裁に提訴したと発表した。

 サッポロは極ゼロを平成25年6月に第3のビールとして発売。だが、国税庁の指摘を受けたことで、26年7月に製法を見直し発泡酒として再発売した。

 サッポロは旧商品を販売していた期間の酒税を自主納付したが、その後、「第3のビールに該当する」と結論付け、27年に判断の見直しを求める更正請求をした。だが、国税当局はこれを棄却。サッポロは請求を退けたことを不服とし、取り消しを求め提訴した。

 ビール類の酒税は3段階に分かれており、ビールの税額は350ミリリットルあたり77円、発泡酒は46.99円、第3のビールは28円。ただ、複雑で分かりにくいことなどから、38年までに段階的に税率が統一されることが決まっている。

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