水道メーター勝手に外し不正使用、料金支払い免れる 川崎市の水道局職員を停職処分

 川崎市は7日、自宅の水道メーターを無断で取り外し、水道を不正使用したとして、上下水道局の男性職員(50)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性職員は「ご迷惑をかけて申し訳ありません」と反省しているという。

 男性職員は平成28年6月16日、宮前区の自宅で、正当な理由がないにもかかわらず無断で水道メーターを取り外して直結管を設置し、水道料金の発生を免れた状態で不正に使用したとされている。同局の調べによると、不正使用は同年6月7〜16日の間に行われていたという。

 市は同年9月29日付で宮前署に窃盗容疑で被害届を提出したが、29年3月13日、不起訴処分となっていた。

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