イベントも交通規制も…サクラ遅咲きに合わせます 滋賀 - 産経ニュース

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イベントも交通規制も…サクラ遅咲きに合わせます 滋賀

 サクラの季節を迎え、県内各地で花見を楽しむイベントが本格化する。県内では5日、平年より3日遅くサクラの開花宣言。彦根地方気象台によると、今年は春先の気温が低かったため、県内各地で3〜5日ほど開花が遅れているという。これを受け、イベントの開催期間を延長するなどして対応する団体も。客足の鈍さを指摘する業者もあり、関係者は今後の盛り上がりに期待をかける。

 大津市木戸のびわ湖バレイでは5日、昨夏オープンした標高1100メートルのカフェ、びわ湖テラスで「びわ湖天空茶会」が開かれた。山頂から見下ろす琵琶湖をバックにサクラの生け花を楽しむ。大阪府吹田市の野々村恭子さん(56)は「きれいで見晴らしがいい。サクラと飲むお茶がおいしいです」と話した。

 びわ湖バレイでは山麓までの1・5キロにわたり通称「千本桜」と呼ばれる約1000本のサクラ並木がある。例年、天空茶会のころに見ごろを迎えるが今年はまだつぼみ程度。担当者は「茶会と開花のタイミングが合わず、少し残念。今年は10〜15日ごろが見ごろになりそう」と話している。

 「さくら名所100選」に選ばれている海津大崎(高島市マキノ町海津)の約4キロにわたるサクラ並木。びわ湖高島観光協会によると、例年より3日程度遅い7日ごろに開花し、13日ごろに満開になる見込みという。

 周辺の県道の一部区間で一方通行とするなどの交通規制日を当初の8、9日から15、16日に変更した。

 琵琶湖汽船(大津市浜大津)は、長浜、今津の両港発で湖上から海津大崎のサクラを楽しむ「桜クルーズ2017」を企画している。担当者は「開花が遅く、個人の客足は少し鈍い。まだ席はあるので気軽に問い合わせてほしい」と話している。

 寺院も開花遅れに対応。約1500本のサクラがある三井寺(大津市園城寺町)は「10日過ぎに見ごろとなりそう」とし、12日までの予定だった夜間ライトアップを16日まで延長することを決めた。

 また、サクラのほか、ツバキ、ツツジなども楽しめる湖東三山の一つ、百済寺(東近江市百済寺町)では、ソメイヨシノが例年より2、3日遅い10〜15日に見ごろを迎えるほか、ヤマザクラやしだれ桜が今月中旬〜下旬に満開になるという。

 彦根地方気象台は「この先1週間は平年以上に温かいが、湿った空気などの影響で雨の日もある。天気予報を参考に、お出かけの計画をたててほしい」と話している。