さて、今週の本コラムは、大変な反響をいただいた、あの韓国がベトナムで行った許し難い戦争犯罪に関するお話の続編でございます。
今年1月で5年目に突入した本コラムですが、年明けの1月20日付のコラム「韓国軍が数千人ベトナム女性を強姦し、慰安婦にしていた…米国メディア『日本より先に謝罪すべきだ』」には、かつてない反響をいただきました。
http://www.sankei.com/west/news/170120/wst1701200001-n1.html
▼【関連ニュース】韓国軍が数千人ベトナム女性を強姦、慰安婦に…米国メディア「日本より先に謝罪すべきだ」
2015年10月13日付のFOXニュース(電子版)をはじめ、欧米、そして当の韓国のメディアまでが報じているのですが、ベトナム戦争(1960年代後半から70年代初め)時、米の同盟軍としてこの戦争に参戦した韓国軍が多くのベトナム女性を強姦(ごうかん)し、彼女たちを韓国兵のための慰安婦として強制的に働かせていたというのです。
この報道などについて詳しくご紹介したところ「アメリカから拝見しています。こういう記事を書き続けることは大切です」「素晴らしい記事でした」「韓国軍の狂気に晒(さら)されたベトナムの方々に心より救済を願いたい所存であります」「慰安婦像を設置するとされている世界中の対象都市の市長および有力紙のサイトに、こうした韓国兵の行状を知らせるべきです」「正しい事を勇気を持って記事にしてくださってありがとうございました」「おかださん、路線変更ですか? メタラー卒業ですか?」(するかい死ぬまで留年じゃ!)といった熱いメールやご意見を各方面からいただきました。本当にありがとうございます。
そもそも、1月のこのコラムでも書いたように、きっかけは、週1回のこのコラムのネタ探しで海外メディアのサイト巡回中、偶然見つけたFOXのあの電子版の記事だったのですが、これほどの反響をいただいたからには、やはり続編の1本くらいは書かねばなりません。というわけで、今回の本コラムでは、この問題に関する韓国のさらなる不誠実ぶりについてご紹介いたします。
■韓国軍30万人が残虐、犠牲ベトナム人1万人…
そもそもこの問題、ベトナム戦争終結からちょうど40年経った2015年から、欧米や韓国でにわかに注目を集め始めたようですが、当の韓国国内でも日を追うごとに、いつまでも臭い物に蓋(ふた)で済ますべきではないといった機運が盛り上がっているようです。
実際、前回のコラムがアップされてから10日後の今年1月30日付で、韓国日報が発刊する英字紙コリア・タイムズ(電子版)も、韓国政府の臭い物に蓋(ふた)的姿勢を強く非難する記事を掲載しました。