姫路こども園定員超過

「認可外」→「認定」移行の施設など訪問調査へ 兵庫・姫路市

 兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が定員を超過した園児を受け入れるなどして認定を取り消された問題を受け、姫路市の石見利勝市長は5日の定例会見で、同園と同様に認可外保育施設から移行した認定こども園(地方裁量型)と、認可外保育施設を対象に訪問調査を実施すると発表した。「これまでの市の対応を分析して問題点を整理し、再発防止に努めたい」と述べた。

 姫路市によると、対象は市内の地方裁量型施設4施設と認可外保育施設43施設の計47施設。市監査指導課が主体となり、園長ら管理者からの聞き取りや運営上の相談などに対応する。地方裁量型施設は今月中に調査を完了させ、認可外保育施設でも順次行っていく。

 石見市長は認可外保育施設から移行し、今月1日現在で認定こども園として運営している9施設の管理者を対象にする研修では、今回問題になった給付金の不正受給や不適切な給食提供を取り上げ、倫理面に力を入れる方針を示した。学識経験者らからも再発防止に向けた意見を求めていくという。

 同園に支出された給付金の返還についても県と協議を始めたことを明らかにし、早期に返還額を確定させるとした。

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