ガソリン6週ぶりに値上がり止まる 原油価格の下落傾向受け

 経済産業省資源エネルギー庁が5日発表した3日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、3月27日の前回調査と同じ133円90銭で、6週ぶりに値上がりが止まった。

 米国内の原油在庫が過去最高水準に達したことで3月中旬ごろから原油価格が下落傾向となり、原油の調達コストも下がってきているのが要因。ただ、足元では油価は再び上昇に転じており、石油情報センターは「来週は小幅な値上がりに転じる可能性がある」と分析する。

 地域別では、13道府県が値上がりした。横ばいは14県、値下がりは20都府県だった。

 灯油は一般的なタンク1個分に相当する18リットルで前回調査より3円安い1403円だった。

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