【話の肖像画】作曲家・すぎやまこういち(1)「ドラクエ」は僕のライフワーク(2/3ページ) - 産経ニュース

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作曲家・すぎやまこういち(1)「ドラクエ」は僕のライフワーク

 〈昨年、30周年の節目を迎えた『ドラクエ』。すぎやまは『最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家』として、ギネス世界記録に認定された〉

 これまでたくさんの曲を作ってきましたが、今の僕の音楽活動の中心には、「ドラクエ」がデンと座っています。もはや、僕のライフワークですね。

 30年以上も曲を作り続けられているのは、やはり「ドラクエ」が大好きだからです。まず、純粋にゲームとして面白い。それに、「ドラクエ」の主人公はしゃべらず、名前もプレーヤー自身が決めます。いわば、主人公がプレーヤーの分身なんです。自分の目線でゲームを進められるのが魅力です。

 〈そもそも、ゲームを好きになったきっかけは〉

 東京大のマージャン部に所属し、後に厚生省などに務めた公務員の父と、東京女子医大出身の母の影響が大きいですね。2人ともゲームが大好きで、そもそも大学生のとき、マージャンがきっかけで知り合ったみたいですから。戦時中も、空襲のさなかに家族で、花札や「コントラクトブリッジ」(トランプゲームの一種)などをやっていました。部屋の電気にシェードをかけて、光を外に漏らさないようにしてね。僕はこういう環境で育ちましたので、大人になってからも古今東西の約300種類のゲームを収集するなど、ゲームへの思いは全く冷めていません。