現在の生活でのお金事情について、紳助さんのは「現在は収入ゼロ。貯金だけで過ごしています」という。井上氏は「お店もプロデュースなんで(お金は)一切入ってこない」と状況を説明。紳助さんの貯金額については井上氏は「放送では明かせない」としながら、現金でどのくらいか、宮根にだけ耳打ち。額を聞いた宮根は思わず笑ってしまう。その額について「国家予算とまではいかないが、どっかの県くらい」と表現した。
最後に、紳助さんは芸能界への復帰について「絶対にありません」と否定していると紹介。「なぜなら仕事をする理由が見つからないからです。今、僕が40歳なら戻っていたと思います。18歳で芸人になってから幸せなことに55歳まで走り続けることができました。この間、芸能界で出来ることは全てやりつくしました」と理由も明かされた。「引退後に『本を書きませんか?』というオファーをいただいたことがあり、一度は筆を取ろうと思いましたが、面倒になって結局お断りさせていただいたことがありました」と仕事の誘いがあったが断ったことも。「今、大切なものは家族と友人だけです」とし、「引退して何がよかったか?それは感謝の気持ちを持てるようになったことです」と現在の心境も明かされた。
井上氏は、紳助さんが「今は本当に幸せだと言っている」と引退後にいい人生を送っているとし、宮根も「(紳助さんの)すごいところは、芸能界の仕事をしているときから違う業種のお友達が多かった。そういった人たちとゴルフに行ったり。そういう人脈の広さが紳助さんのすごさ」と称賛していた。