みずほ銀、ソフトバンクのAI導入へ 「結婚・出産の報告」など行内のよくある質問照会を効率化

 みずほ銀行が人事・総務関係の行内の照会業務に人工知能(AI)を導入することが1日、分かった。調べたいことをパソコンに入力すると、回答が画面に即時表示される仕組み。類似の問い合わせが多いことからAIで効率化し、担当者が照会業務に追われる時間も減らす。

 4月下旬から、20支店のパソコンに、ソフトバンクが開発したAIを使ったシステムを試験的に導入。休暇取得時の勤務表の入力方法や結婚・出産の報告など、よくある質問200問とその回答を用意する。

 同行では、人事・総務関係だけで、年間約3万7千件の電話による照会がある。特に月末・月初は同じような質問が集中する傾向があり、これに対応するため、3人の社員が残業する日も珍しくなかった。

 今年度中に500問まで増やし、AIで回答できる比率を照会全体の75%程度まで高めて照会業務の専従社員をなくす。スマートフォンで使えるようにする仕組みも検討する。

 将来的には、みずほフィナンシャルグループ全体に同様のシステムを広げるほか、融資や預金など銀行業務の行内照会への対応も視野に入れる。