日光東照宮で1日午前10時から行われている、佐藤天彦名人(29)と将棋ソフトのPONANNZAによる「第2期電王戦二番勝負」(ドワンゴ、日本将棋連盟主催)第1局は39手まで進み、午後0時半、昼食休憩に入った。情勢はこれまでのところ、互角のようだ。
先手のPONANZAが初手で3八金と意外な初手で始まった対局。相掛かり形で進み、昼食休憩前、佐藤名人が角道を開けると、PONANZAは2二角成と佐藤名人の角を取った。佐藤名人は同銀でこれに応じた。その後、数手進み、昼食休憩に入った。
対局は午後1時半に再開される。持ち時間は各5時間で、これまでの消費時間はPONANZA35分、佐藤名人1時間46分。同日夜には決着する。