センバツ大阪決戦

「代わりに夢かなえてくれた」 桐蔭・藤原の兄はPL最後の選手 王国の歴史刻む一戦で2本塁打

【センバツ大阪決戦】「代わりに夢かなえてくれた」 桐蔭・藤原の兄はPL最後の選手 王国の歴史刻む一戦で2本塁打
【センバツ大阪決戦】「代わりに夢かなえてくれた」 桐蔭・藤原の兄はPL最後の選手 王国の歴史刻む一戦で2本塁打
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 初の大阪勢同士による頂上決戦となった第89回選抜高校野球大会は1日、大阪桐蔭の5年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。その大阪桐蔭のアルプス席では、選手の活躍を目を細めて見つめる男性の姿があった。2本塁打を放った藤原恭大(きょうた)外野手の兄、海成(かいせい)さん(18)だ。海成さんは大阪・PL学園の最後の部員。時代を築いた母校は一時舞台から去るが、新たな野球王国・大阪の歴史を刻む一戦を見届け、胸を熱くした。

 試合開始のサイレンの余韻が残る中、快音が甲子園に響いた。ここまで思うような結果が出ていなかった弟が先頭打者本塁打を放った、その瞬間、海成さんは思わず右手を高く掲げた。

 「いつか一緒に甲子園に行こう」。小学生のころから、父・史成(ふみあき)さん(41)の軟式野球チームで野球を始めた2歳違いの兄弟は、甲子園出場を目標に練習を重ねてきた。

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