きょう2回目の「プレ金」 年度末で盛り上がり欠き、早くも失速懸念

 月末の金曜日の仕事を早く終え、消費喚起につなげる「プレミアムフライデー(プレ金)」は、31日に2回目を迎える。2月24日の初回は政府、経済界の要人らが参加するイベントが多く開催されたが、今月は少なく、盛り上がりに欠けそうな様子だ。今回は年度最終日と重なり、仕事を早く終えることができない企業が多いことも盛り上がれない要因との見方があるが、プレ金は定着するか失速するかの岐路に早くも立たされている。

 プレミアムフライデー推進協議会は31日、東京・上野公園で、園内の花見と博物館鑑賞を連携させる「花金のプレミアムフライデー」のイベントを開催する。2月のときは東京都内だけでも複数の会場でイベントを開催し、世耕弘成経済産業相や小池百合子東京都知事らが出席したが、今回は上野公園1カ所だけの予定だ。

 また、前回は通常よりも開店時間を大幅に早めた飲食店なども、今回は通常の夕方から開店にするケースが多い。流通各社のプレ金のアピールも前回と比べて控えめだ。

 ある不動産大手は「月末金曜の早帰り奨励は継続しているが、年度末の決算や人事異動の引き継ぎなどもあり、実際に早帰りはできない」と実情を説明する。

 イベントの関係者は「今回は年度末と重なる特殊事情があるためだ」と強調。「2月のデータをみても、プレ金に取り組んだ飲食店や物販店では売り上げが伸びている。企業も新年度に入って早帰り奨励などを徹底するので、プレ金に取り組む企業や店舗は増える」と述べ、4月以降はにぎやかになると見込んでいる。

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