偽ブランド品販売で男2人を略式起訴 6人は不起訴 埼玉

 主婦らを売り子にしてインターネットオークションに偽ブランド品を出品して代金をだまし取った事件で、さいたま区検は27日、商標法違反の罪で、大阪市北区の無職男(25)ら男2人をさいたま簡裁に略式起訴した。2人は詐欺容疑でも逮捕されていたが、さいたま地検は嫌疑不十分の理由で不起訴処分とした。処分は27日付。

 起訴状などによると、2人は平成27年12月〜28年6月、偽ブランド品をネットオークションに出品、5人に計約14万円で販売し商標権を侵害したなどとしている。

 同地検は28日、詐欺と商標法違反容疑で逮捕された他の男女6人について「起訴するに足る十分な証拠が認められなかった」などとして不起訴処分にしたと発表した。処分は27日付。

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