安倍晋三首相、「尖閣諸島に公務員常駐検討」の過去発言「現在はその選択肢とらず」2017/3/27 18:02政治政策みんなの反応参院予算委員会の集中審議で答弁する安倍晋三首相=27日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影) 安倍晋三首相は27日の参院予算委員会で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)への公務員常駐を検討するとしていた自身の発言について「現在はその選択肢はとっていない。総合的に、戦略的に判断している」と述べた。「尖閣は断固として守り抜いていく。この意思を他の国々は見誤ってはならない」とも語った。 首相は平成24年の自民党総裁選で公務員常駐の検討を訴え、自民党は同年の衆院選、25年の参院選の政策集に明記していた。