【アメリカを読む】「おせっかい」人権報告書 過労死、慰安婦、表現の自由…上から目線と偏見で日本に説教(2/4ページ) - 産経ニュース

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「おせっかい」人権報告書 過労死、慰安婦、表現の自由…上から目線と偏見で日本に説教

 電話会見では、米テレビ記者から「政権に1カ月いて、ティラーソン氏は他国で人権が侵害されていると述べることに落ち着いていられるのか」という質問も飛んでいた。

 イスラム圏の中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止した大統領令やメディアとの対立などドナルド・トランプ大統領(70)の姿勢と報告書の整合性を問うていたのは明らかだった。報告書に「アメリカ合衆国」の項目は当然のことながら存在しない。

高橋まつりさんも登場

 報告書は大手広告会社、電通に勤めていた高橋まつりさん=当時(24)=が過労自殺した問題を「karoshi」(過労死)という言葉を使って説明。高橋さんが過労死と認定されたことで、「改めて過労がもたらす深刻な結果に関心が集まることになった」と記した。

 自らの命を絶った高橋さんの無念さを思うと胸が痛む。日本人が働き方を考え直さなければならない時期に来ていることも事実だろう。しかし、これまで何度も報告書についての記事を書きながらこう言うのも何だが、過労死が問題であることは米国に指摘されるまでもなく、日本で解決することだ。