オックスフォード大学の研究により、酒席でのコミュニケーションが、個人の幸福度増大に寄与することが判明した。
一時期流行った(?)「飲みニケーション」なる単語を覚えているだろうか。文字どおり酒の席でのコミュニケーションを通じて、お互いの理解や交友を深める行為を意味したが、どちらかといえば酒を飲むための単なる口実として使われていたのも事実。
がしかし、この飲みニケーションによって、友人が増えるだけでなく、周囲との関係をより大切にするようになり、さらには自身の人生に対する満足度も高くなる、との調査結果がこのたび発表された。
このリサーチを行ったのはオックスフォード大学の研究チームで、オンラインアンケート(英国全土の18歳以上、総計2%2C254人が対象)と、ターゲットを少人数に絞ったフォーカスグループ的な定性的調査(実際のパブで客の行動観察を敢行!)の双方から上記の結論を導き出した。酒好きの諸氏にとっては願ってもない話で、これからは毎晩でも胸を張って酒を飲みに出かけたくなるところだろう。