パナソニックが大阪・門真の拠点用地を三井不動産に売却へ 月内合意、再開発「ららぽーと」有力

デジカメ開発は別部門に移管

 ただ、パナソニックは平成26年以降、家庭向けのAV機器事業を縮小してきた。今年4月には事業を再編し、AVCネットワークス社は社名を変更してBtoB(企業間取引)に特化、デジカメの開発などは別の部門に移管する。移転先は門真市内や大阪市など複数に及ぶ。

 用地をめぐっては、27年に地下水の汚染が判明し、両社の交渉が棚上げされていた。土地の売却価格は汚染への対応などにより変動する可能性がある。

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