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トランプ大統領にお膝元から弱腰批判! 強硬派は何に憤慨しているのか?

 一方、トランプ氏は10日、ホワイトハウスで関連法案を支持する下院エネルギー商業委員会のグレッグ・ワルデン委員長(60)らと面会し、「オバマケアの内部崩壊から米国民を守らねばならない」と述べた。トランプ氏はこれまでにも「どう報道されようとも医療保険制度は素晴らしいものになる」と表明するなど、関連法案を後押しする姿勢を示している。

 トランプ氏は選挙戦でオバマケアを激しく批判し、撤回と見直しを訴えてきたが、公約実現は大統領の権限だけでは不可能。フリーダム・コーカスのような強硬派と、低所得者への影響を懸念する穏健派をまとめあげて法改正で公約を実現するには、法案審議のプロであるライアン氏ら指導部にゲタを預けるのが得策だとみているようだ。

 ただしフリーダム・コーカスのメンバーからは、トランプ氏は関連法案の修正に応じる用意があるはずだとの期待も出ている。ラブラドール氏は同グループが選挙戦で異端視扱いされてきたトランプ氏を早くから支持してきたことを強調し、「われわれは大統領を助けようとしているだけだ」としている。

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