朴政権崩壊

韓国、次期大統領選に向け始動 文在寅氏が大きくリード 投票日が5月9日に暫定決定

 朴氏の失職後、初めて行われた世論調査(聯合ニュースとKBS放送が11〜12日に共同実施)によると、主な候補の支持率では、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が29・9%で1位。2位は同党所属の安煕正(アン・ホジョン)忠清南道知事で17%だった。3位以下は黄首相(9・1%)、同党所属の李在明(イ・ジェミョン)城南市長(9%)、「国民の党」の安哲秀(チョルス)元代表(8・4%)が続く。中でも、文氏は自身が所属する「共に民主党」以外の候補と争った場合、いずれも相手を大きくリードしている。

 一方、朴氏の罷免・失職を受け、大統領府の韓光玉(ハン・グァンオク)大統領秘書室長や首席秘書官ら9人が13日、黄首相に辞表を提出した。黄氏は慰留するとみられ、辞表を受理するかどうかは不明だ。

会員限定記事会員サービス詳細