後輩に引き継がれ
演劇を制作した生徒が卒業した後も、先輩の活動を見てきた後輩たちが「ちゃんと伝える」「いつかきっと」といった秀逸なドキュメンタリーの発表を続けている。
分からないうちに人を傷つけてしまう怖さ、愛すべき場所や人をどうすれば守れるのか、忘れてしまっていいのかという危機意識…。作品に込められた生徒たちの熱意は、震災をどうやって語り継ぐか、という現在進行形の課題にも示唆を与えてくれる。
「生徒の声をつぶしてしまってはいけない。責任があると感じました」
放送局の作品は今後も都内などで上映を予定。新たな上映の企画も受け付けている。