患者になりすまし交通違反逃れの医師に実刑判決 京都地裁

 京都市の医師が療養費をだまし取ったり患者になりすまして交通違反の摘発を逃れたりした事件で、詐欺や有印私文書偽造・同行使罪などに問われた医師、清水光明被告(43)の判決公判が7日、京都地裁で開かれ、中川綾子裁判官は懲役3年(求刑懲役6年)を言い渡した。

 中川裁判官は判決理由で「1年余りの間に多数の犯罪を犯した。薬の影響で精神状態が不安定だったことを考慮しても、強い非難を免れない」とした。

 判決によると、清水被告は平成26年9月〜27年1月、自身の設立した訪問看護事業所を27人が利用したと偽り、同市から訪問看護療養費約647万円を詐取。26年11月に男性患者名義の住民基本台帳カードをだまし取ると、男性になりすまして口座やパスポートをだまし取った上、速度違反などで摘発された際には警察の報告票に虚偽の名前を記入したりした。

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