堺市がPC1532台に「顔認証」 68万人情報流出問題受け導入、作業中も常時チェック

堺市が4月から始める「顔認証」=堺市役所
堺市が4月から始める「顔認証」=堺市役所

 堺市内全有権者約68万人の個人情報が一昨年、流出した問題を受け、同市は4月から、個人情報を扱う市役所や区役所の職員3288人が扱う1532台のパソコンで、「顔認証」を始める。従来のIDとパスワードとともに認証し、情報流出を防ぐ。政令市では、横浜市や名古屋市がすでに導入しているという。

別の人物が使えば記録

 まず職員3288人の顔情報を登録し、パソコンの上部にウェブカメラを設置。IDを入れた後、職員が顔をカメラに向けると認証され、最後にパスワードを入れる。

 本人かどうかを識別するには指紋認証もあるが、顔認証は、作業中の職員を常時チェックできる利点があり、別の人物がパソコンを使えば、記録が残る。

 10日までにシステムの導入を終える。