広島のJR可部線4日に電化延伸開業 廃止路線復活は初

試運転の表示を掲げて復活した線路を走る電車=昨年12月23日、広島市安佐北区
試運転の表示を掲げて復活した線路を走る電車=昨年12月23日、広島市安佐北区

 JR可部線の可部-あき亀山間(広島市安佐北区、1・6キロ)が4日、電化延伸して開業する。JRの廃止路線の一部が復活するのは全国で初めてで、地元住民らは「鉄路復活を祝うにぎわいで多くの人を迎えたい」と沿線各地で記念イベントを予定している。

 新たな終点となる新駅のあき亀山駅(亀山南)周辺では、介護施設「縁が和」広場で4、5両日の午前10時から「終着駅マルシェ」を開催。可部の地酒など地元や近隣の産品を販売し、地域をPRする。移築された旧河(こう)戸(ど)駅舎でも4日午前10時半から「ふたたび市」が開かれ、地元野菜や手づくりジャムなどが並ぶ。

 中間に設けられた新駅の河(こう)戸(ど)帆(ほ)待(まち)川(がわ)駅(亀山)周辺では、延伸復活を記念して同駅前に飾る地元住民作の帆船のモニュメントの除幕式が4日午前10時半から行われる。

 近くの古民家を活用した「まちづくり四日市役場」でも4、5両日に復活記念のお菓子やガラス製品を販売。4日午後1時40分からは隣のスーパー敷地内で記念神楽の上演がある。

 延伸区間を走る一番列車は、4日午前5時8分あき亀山発の上り電車。午前9時半から同駅前でJRと市による記念式典も行われる。

会員限定記事会員サービス詳細