森友学園問題

「面談記録」は鴻池祥肇氏事務所で作成 共産・小池晃書記局長、参院予算委で明かす

参院予算委員会で、平成29年度予算案について質問する共産党の小池晃書記局長=2日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)
参院予算委員会で、平成29年度予算案について質問する共産党の小池晃書記局長=2日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題で、共産党の小池晃書記局長は2日午前の参院予算委員会で、前日の質疑で取り上げた「自民党国会議員事務所の面談記録」が、同党の鴻池祥肇元防災担当相(参院兵庫選挙区)の事務所で作成されたものだと明らかにした。小池氏は、学園側から鴻池氏が働きかけを受けていたと主張し、自民党内で同様の事例がないかの調査を行うよう安倍晋三首相に求めた。

 小池氏は1日の予算委で、自民党議員が学園から「土地価格の評価額を低くしてもらいたい」と依頼を受けたとする文書を提示。鴻池氏は同日夜、記者会見を急遽開き、学園の籠池泰典理事長と面識があることを認めた上で、口利きなどの関与は否定していた。

 小池氏は2日の予算委で「自民党の中に鴻池氏のように働きかけを受けた議員が他にいるのか、徹底調査すべきだ」と求めた。

 これに対し首相は「この問題の核心は売買価格が適正だったかどうかであり、独立した会計検査院がしっかりと審査をすべきだ。審査に全面的に対応することが政府としてできる最大限だ」と述べるにとどめた。

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