《小池氏は、これらの経過について財務省の担当者に尋ねた後、麻生太郎財務相に質問する》
小池氏「大臣、適正な処理でしょうか?」
麻生氏「適正に執行されていると思っている」
小池氏「適正な対価ですか? 国民の財産ですよ? みんな汗水流して税金を払っている。笑っている場合じゃないでしょ?」
麻生氏「国有財産については、いずれの場合においても適正な価格で処分することが定められており、適正な価格とは時価ということだと思っております。この土地についても、学校の建設が進んで、開校予定時期も近づいているなか、発見された地下埋設物に対応するため、近畿財務局と大阪航空局が協力して法令に基づき適正手続き価格によって処分されたものと考えています」
小池氏「国民は納得しない。言い値の半分になっている。森友の希望通りになっている。必ず大きな力が働いている。総理! 自民党が調べたら分かる。責任を果たしてください!」
安倍首相「まず、読まれた文書は、どういう文書かも分からないですよね。本当のことかどうか分からないものを、立証する責任はそちらにある。そこで、国会議員の事務所、まるで私の事務所であるかのごとくの印象を与えていますよ。印象を与えていますが、そういう事務所がどこの事務所かということを、われわれは知らないんですから。今、小池さんが『その事務所はどこだ』と言われたらいいじゃないですか? ないものを証明するのは、いわば『悪魔の証明』といわれている。その事務所の名前も出さずに、これは調べようがない。それと、不当な働きかけはなかったと(財務省の)局長から聞いているわけですから、そうお答えしているわけです」
⇒詳報(2)に続く