政界徒然草

自民党の比例「73歳定年制」めぐり世代間バトル勃発 ベテランは若手に「覚悟」示せ

 実際、自民党衆院議員291人の中で、何人が定年制適用の対象になるのだろうか。仮に年内に衆院選が行われると仮定すると、今年、73歳以上になる議員は22人いる。26年の前回衆院選で選挙区と比例で重複立候補した議員は11人いるが、選挙区で敗れて比例復活したのは、西川公也元農林水産相(栃木2区)1人だった。

 つまり、ほかの10人のセンセイは選挙区で勝ち抜いていた。比例単独の赤枝恒雄氏を除く竹本、衛藤両氏ら残りの10人(うち2人は26年当時、次世代の党所属)は選挙区単独だ。

 定年制見直し派のベテランは「若手と違って、選挙区一本で勝負して敗れれば、あとがない」と危機感をあらわにするが、衆院選は選挙区で勝ってナンボだ。次の衆院選で選挙区で勝ち抜く覚悟や気概を示してこそ、若手の範となり得るのではないか。

(政治部 清宮真一)