任期満了に伴う八千代市長選(5月14日告示、21日投開票)で、市議の大塚裕介氏(32)が25日、無所属で立候補することを表明した。大塚氏は「市民に寄り添った政治を実現する」と意欲を示した。
大塚氏は現市政を「計画行政という思考が欠如し、市政の混乱と停滞を招いている」と批判。「地方創生に向け、子育て支援や高齢者を地域で支える態勢を整えたい」と語った。
同市長選で自民党八千代市支部は昨秋、保守系候補者の一本化に向け、推薦する候補者を公募。大塚氏ら4人が応募し、元県議の服部友則氏(59)の推薦を決めていた。大塚氏は「自民党の推薦がなくても市長選に出るつもりだった」と語った。
同市長選をめぐっては、これまでに現職の秋葉就一氏(48)=1期=と服部氏、市議の嵐芳隆氏(51)がそれぞれ無所属で出馬する意向を表明している。