機内食にメニュー、ラウンジで地酒も 茨城県産の魅力、ANAで世界へ

 全日本空輸(ANA)グループが3月から国際線の機内食や空港ラウンジで、県産の食材を使った料理でもてなすキャンペーンを開始する。特産品や観光資源を取り上げて47都道府県の魅力を順番にPRするプロジェクト「Tastes of JAPAN by ANA」の一環で、茨城の魅力を国内外に発信し、観光誘客や地域活性化に貢献したいとしている。

 「茨城の良さを日本中、そして全世界にアピールしていきたい」。水戸市内のホテルで21日、記者会見を行ったANAの志岐隆史常務はこう力を込めた。このプロジェクトは平成25年にスタート。茨城の登場は全国39番目で、3月1日〜5月31日の3カ月間で長野、高知両県とともに紹介される。

 ANAによると、霞ケ浦名物のワカサギの甘露煮や県産のたくあんなどが、欧米行きをはじめとした一部路線のファーストクラスとビジネスクラスで提供されるほか、県産メロンを使ったパフェや県産牛ロースのステーキなども羽田、成田両空港の国際線ラウンジで用意される。成田空港国際線ラウンジでは、県酒造組合が厳選した12種類の地酒が月替わりで登場するという。

 また、機内番組「SKY EYE」では、小型無人機「ドローン」で撮影した牛久大仏(牛久市)や袋田の滝(大子町)など県内の観光名所や、特産品などが25分間にわたって紹介される。インターネット通販サイトでも県特産品が販売される。

 記者会見に同席した橋本昌知事は空港ラウンジで提供される料理を試食し、「茨城の魅力を知ってもらうチャンス。食の面からアピールすることで、観光客の客層も広がるのでは」と期待を込めた。

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