論壇時評

3月号 論説委員・井伊重之 米中が激突する日は来るか

 対中強硬派を演じながら、実は「隠れ親中派」だったレーガン大統領の役割をトランプが意識しており、中国を本当に抑えられるかが注目されるという。中西は「日本は『台湾や南シナ海では中国と取引するな』と声を上げないとならない」と注文する。

 中国の脅威を韓国との関係で論じたのが評論家の江崎道朗だ。「中韓接近!済州島に中国基地ができる日」(正論)で「韓国の朴槿恵政権が倒れれば、さらに反日反米を強める左派政権が誕生し、日米韓の同盟から韓国が離脱する恐れが出てくる」と警戒する。

 江崎は「済州島で建設中の海軍基地を中国海軍が使用する可能性がある」とも指摘する。そうなれば今後、日本にとって対馬海峡が防衛ラインとなり、新たな防衛戦略を迫られることになりそうだ。(敬称略)

会員限定記事会員サービス詳細