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韓国はやはり「テーマパークの墓場」だった ユニバーサル・スタジオ構想あっけなく頓挫

【ビジネス解読】韓国はやはり「テーマパークの墓場」だった ユニバーサル・スタジオ構想あっけなく頓挫
【ビジネス解読】韓国はやはり「テーマパークの墓場」だった ユニバーサル・スタジオ構想あっけなく頓挫
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 「テーマパークの墓場」と言われる韓国では「やはり」というべきか…。崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件と朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追で揺れる中、同国メディアの関心が高かったテーマパーク建設計画が、あっけなく頓挫した。

 韓国水資源公社が京畿道華城に計画していたユニバーサル・スタジオの誘致事業は1月16日、交渉契約終了が正式に発表された。

 韓国メディアなどによると、「華城ユニバーサル・スタジオ」誘致計画は、2000年に始まっていた。07年に本格化し、10年に水資源公社がロッテ資産開発主導のコンソーシアム(共同企業体)を優先交渉対象者に選定した。ところが、事業費の調達で問題が発生し、12年に一度白紙になった。

 計画が再び動き出したのは、朴氏が大統領選の公約に誘致を掲げたことがきっかけだ。15年12月、公社はユニバーサル・スタジオ・コリア(USK)コンソーシアムに事業の優先交渉権を与えた。

 構想は、4.2平方キロ(420万平方メートル)の敷地に約5兆ウォン(約5000億円)を投じ、ユニバーサル・スタジオのほか韓流テーマパーク、ウオーターパーク、コンドミニアム、ゴルフ場などを造成するという壮大なものだった。近隣の道路や鉄道が整備されれば仁川国際空港から30分、ソウルから50分程度で行くことができるという触れ込みもつけて、公社は開業すれば訪韓外国人観光客が年10%(140万人)以上増えるとそろばんを弾いた。当時、聯合ニュース(日本語版)が「20年に世界5番目となる『ユニバーサル・スタジオ』がオープンする見通しだ」と報じるなど、韓国メディアは興奮した。

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