あでやか、おひな様に変身 東近江で「にんげん雛絵巻まつり」

 3月3日のひな祭りを前に、若者たちがひな人形に扮(ふん)する「にんげん雛(ひな)絵巻まつり」が18日、東近江市五個荘金堂町の近江商人屋敷「外村繁邸」で行われた。同市の観光大使や地元の学生らがひな人形さながらのきらびやかな衣装に身を包み、観光客に甘酒を振る舞っていた。

 五個荘地域内9カ所で110組のひな人形を展示する「商家に伝わるひな人形めぐり」の一環で、今年で20回目。2日間にわたって千人近くの観光客が訪れる名物イベントとなっている。

 この日は、同市の観光大使「レインボー大使」の女性2人が、内裏びなに扮して人力車で町を練り歩いた後、屋敷に登場。さらに、同大使OGや地元の淡海書道文化専門学校(同市五個荘竜田町)の学生らが三人官女と五人囃子を務め、ひな壇を彩った。

 訪れた観光客らは、鮮やかな衣装を身につけたひな人形たちから甘酒やひなあられを振る舞われ、一足先にひな祭り気分を味わっていた。

 草津市の小学2年の加瀬怜美さん(8)は「おひなさまたちがきれいだった。町並みもすてき」と喜んだ。女びな役の同大使、木場仁美さん(20)は「にぎやかなイベントをきっかけに、伝統ある商人の町を楽しんでいただけたらうれしい」と話していた。

 にんげん雛絵巻まつりは19日も開催。「商家に伝わるひな人形めぐり」は、3月20日まで。

 問い合わせは、東近江市観光協会(電)0748・48・2100。