蒼樹うめ展、18日に新潟で開幕 原稿や描き下ろしイラスト計約370点紹介、愛らしいキャラ一堂に

蒼樹うめ展の会場。漫画「ひだまりスケッチ」の作品が並ぶ=17日、新潟市中央区の市マンガ・アニメ情報館
蒼樹うめ展の会場。漫画「ひだまりスケッチ」の作品が並ぶ=17日、新潟市中央区の市マンガ・アニメ情報館

 漫画「ひだまりスケッチ」や、人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案を担当した漫画家、蒼樹うめさんの個展「蒼樹うめ展in新潟」(主催・同展実行委員会、産経新聞社)が18日、新潟市中央区の市マンガ・アニメ情報館で開幕する。3月20日までの前期と同25日〜4月23日の後期に分け、漫画の原稿や描き下ろしのイラストなど計約370点を紹介する。

 蒼樹さんが描くキャラクターは愛らしく、男女を問わずファンが多い。個展は東京、大阪に続く全国3カ所目で、2年前に東京・上野の森美術館で開かれた際には3万5千人が訪れた。

 今回は、前期と後期を通じ5つのテーマに分けて展開。ひだまりスケッチの世界を存分に楽しめる前期は、場面設定などをまとめた未公開の「設定資料」も含めて約170点が展示され、主人公「ゆの」の部屋も会場に再現される。

 兵庫県出身の蒼樹さんが幼少期に描いた絵や、武蔵野美術大(東京)在学当時のデッサン画、自ら作った年表も出品され、蒼樹さんの素顔に近づける。

 後期は、魔法少女まどか☆マギカを中心とする作品約200点が公開される。

 会期中は休館日なし。当日券は大人1千円、中高生700円、小学生200円。土日・祝日は小中学生は無料。問い合わせは同館(電)025・240・4311。

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