衝撃事件の核心

双子男児虐待の脳みそ筋肉ボディビルダー 壮絶暴力は「スポーツの延長」と強弁

捜査員に付き添われ、警視庁昭島署に入る友弘修司容疑者(右)=15日深夜、東京都昭島市(緒方優子撮影)
捜査員に付き添われ、警視庁昭島署に入る友弘修司容疑者(右)=15日深夜、東京都昭島市(緒方優子撮影)
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「根性が足りない。もっとトレーニングしなきゃダメだ」。平成27年11月、東京都府中市内の路上。陸上の練習をサボったとして当時の交際相手の双子の弟(8)を投げ飛ばし、重傷を負わせた男はこう言い放った。兄も、その後のトレーニングで意識不明の重体に。男はジムトレーナーの資格があるとして、日常的に兄弟に激しい練習メニューを課し、「(男の子には)これくらい必要だ」と暴力を振るっていたという。

小学生に600メートル10本…折れた前歯は5本

「若い男に怒鳴られながら、死にそうな顔をして走る双子がいる」。

府中市内の運動施設では、たびたび悲壮な顔で陸上メニューの練習をこなす双子の兄弟がうわさになっていた。毎日600メートルを10回、それが兄弟に課せられた最低限の練習メニューだった。記録が悪いと暴力を振るわれることもあったという。

怒号を発していた若い男こそが、傷害などの容疑で逮捕された府中市晴見町に住む元ジムトレーナー、友弘修司容疑者(35)だった。

友弘容疑者は平成27年11月16日午後8時ごろ、自宅マンション前の路上で、陸上の練習をサボったとして兄弟を呼びつけ、植え込みに投げ込み、弟に重傷を負わせた疑いが持たれている。弟は地中にあった木のくいに顔をぶつけ、前歯上下計5本が折れたり、根本がぐらついたりしたという。

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