主張

拉致問題 日米共闘で全員救出迫れ

 米国ではユタ州出身の大学生、デービッド・スネドン氏が2004年、中国雲南省で行方不明となり、その後、北朝鮮の工作員に拉致されたとの情報が明らかになった。昨年9月には米下院が、米政府に本格的にこの件を調査するよう求める決議を採択した。米国も拉致問題の当事国である。共闘の理由は、ここにもある。

 トランプ氏が北朝鮮のミサイル発射を受けた緊急会見で「米国は常に百パーセント日本と共にある」と述べた言葉には、拉致問題も含まれよう。より強く直接的なメッセージの発信を求める、日本側の働きかけが重要となる。

 拉致被害者の家族会は、06年にワシントンでブッシュ大統領と、14年には東京でオバマ大統領と面会し、解決への協力を訴えた。トランプ氏にも、怒りを共有してもらいたい。

会員限定記事会員サービス詳細