トランプ政権

フリン補佐官、側近争いに敗れ辞任? バノン氏が引導か、外交・安全保障政策に影響も

 米連邦捜査局(FBI)は1月下旬、フリン氏がロシア側と交わした通話記録について捜査に着手していた。司法省がホワイトハウスに、「ロシアからの脅迫」に対するフリン氏の脆弱性を指摘したのは、押収された通話記録がもとになっているとみられている。

 米政治専門サイト「ポリティコ」によると、トランプ氏の最側近でもともとフリン氏に理解のあったバノン首席戦略官兼上級顧問が先週末、フリン氏に「正しい判断をすべきだ」と伝えて引導を渡したとされる。トランプ氏の娘婿クシュナー上級顧問がフリン氏の後任の人選に当たった。

 フリン氏は昨年10月、日本を訪問して菅義偉官房長官や自民党議員らと会談し、日米同盟の重要性を強調していた。今回、フリン氏が政権を去ったことで、同盟に関する課題はマティス国防長官が実質的に担うとみられる。

 国家安全保障会議(NSC)でアジア政策を担当するポティンガー・アジア上級部長はフリン氏の推薦で就任した。フリン氏の辞任により日米関係に悪影響が出る恐れも出ている。

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