連続不審死事件で木嶋被告、上告審で改めて無罪主張

 首都圏連続不審死事件で交際していた男性3人への殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた土井(旧姓・木嶋)佳苗被告(42)の上告審弁論が10日、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)で開かれ、弁護側は殺人罪について「状況証拠のみで有罪とした事実認定には誤りがある」として、改めて無罪を主張し、結審した。判決期日は後日指定される。2審判決が死刑の場合、最高裁は慣例として弁論を開く。

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