コンピューターソフト不正使用が指摘され、その後の調査で不正の証拠はないと認められた三浦弘行九段(42)との一問一答は次の通り。
--2月13日の竜王戦トーナメントでの復帰戦に向けての気持ちは
「初戦が羽生さん。本当に大変な相手との対局。思い切ってぶつかる。胸を借りるつもりで」
--体調、精神面の部分は
「家族の方がまいっている。心配」
--そうした中での対局だが
「そうだが、対局は対局。言い訳できないので頑張るだけ」
--将棋の勉強はできているのか
「先週、初めて駒を触った。この取材を一区切りとして、(対局まで)1週間あるので勉強に集中したい」
--日本将棋連盟の佐藤康光新会長はプライベートで会って、「申し訳ない」と言っていたが
「佐藤新会長から『本当に申し訳なかった』と。つい最近だが、棋士会会長としての謝罪だったと思う」
--連盟への要望はあるか
「こういうの(騒動)はご免な、って。個人的にはボディーチェックをしてもらって。コンピューターと(差し手が)一致したとしても、それはたまたまですから」
--補償の要求はあるか
「それは弁護士に任せてある」
--佐藤棋士会長(当時)から謝罪を受けて