佐川印刷資金流用

29億円詐取の疑い、元役員ら3人再逮捕 京都

 総合印刷会社「佐川印刷」(京都府向日市)の子会社の資金29億円をだまし取ったとして、京都地検は7日、電子計算機使用詐欺容疑で佐川印刷元取締役、湯浅敬二被告(63)ら3人=いずれも別の同罪で起訴済み=を再逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。

 ほかに再逮捕されたのは同社元社員、宮口孝(63)と建設コンサルタント業、村橋郁徳(ふみのり、56)-の両被告。3人は同様に計4億3千万円をだまし取ったとして2度逮捕されており、今回で逮捕は3度目。

 3人の再逮捕容疑は、共謀し平成22年4月、同社のパソコンを操作してインターネットバンキングに虚偽の情報を入力し、村橋容疑者が実質管理する宗教法人名義の口座に振り込む方法で、佐川印刷の子会社「エスピータック」(同府亀岡市)から2回にわたり資金計29億円をだまし取ったとしている。

 佐川印刷の内部調査によると、29億円はシンガポールのサーキット場建設名目などの資金(約54億円)に流用されたとみられる。

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