自民・二階俊博幹事長、維新・松井一郎代表と夜会合 

 維新にとっても、二階氏との結びつきを強化する効果は大きい。首相だけでなく自民党執行部と良好な関係を築ければ、維新が次々と提出する独自法案の成立の可能性も出てくる。「提案型野党」という独自性をアピールできなければ、東京進出の成否がかかる東京都議選(7月2日投開票)で、小池百合子東京都知事率いる新党と既成政党の間で埋没するのは避けられない。

 今回の会談をまとめた遠藤氏は、昨年から二階派議員との関係を築き、わだかまりを解消する機会を探っていた。

 会談では、共通の脅威になりつつある小池氏の台頭も話題に上った。5日の千代田区長選で二階氏は、衰えない小池氏の勢いを見せつけられた。

 「小池氏がよく頑張っていますね」という松井氏の問いかけに、二階氏は淡々と答えた。

 「どこまでやるか静観しているんだよ」