近大革命(7)

広告の抜本改革…近大流広告の矜持を胸に…近畿大学広報部長 世耕石弘

 こうした取り組みは、広告にかかる費用が学生が納めている学費からでていることを意識しているからです。ですから、広告を代理店に丸投げして適当に作ることは、教員が授業を手抜きすることと同じだと位置づけています。

 確かに「広告を出すくらいなら学費を少しでも減らせ」という声はあります。しかし、優れたキャッチコピーや広告で社会にインパクトを与えることは、今すぐ学生に還元できるものではありませんが、10年、20年後の近大ブランドを向上させ、近大卒であることの価値を今より高めることにつながると信じています。

 常にその考えを持っているため、無駄打ちみたいな広告を出すことは学生への裏切り行為を意味します。まさにこれが近大流広告の矜持(きょうじ)です。   =続く

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