【WOMEN】「研究が好き」の思いサポート 大学内に保育所、ベビーシッター費用補助(1/3ページ) - 産経ニュース

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「研究が好き」の思いサポート 大学内に保育所、ベビーシッター費用補助

【WOMEN】「研究が好き」の思いサポート 大学内に保育所、ベビーシッター費用補助
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 大学で研究を続けるには、研究成果を論文発表して実績を積み、腕一本でポストを獲得しなければならない。出産や子育てで研究が停滞することに危機感を抱く女性研究者も多い中、学内に保育所を設けたり、研究支援員を雇う費用を助成したりと、両立のバックアップに力を入れる大学が増えている。

 「研究するのが好きだから、やめようと思ったことはありません」

 大阪大学大学院理学研究科で、ヒトや魚類などの脊椎動物に最も近い位置にいる無脊椎動物であるホヤの研究を続ける今井薫准教授(41)はそう語り、ほほ笑んだ。

 大学の博士課程在学中に結婚し、27歳で双子を出産。現在は小学1年から中学1年まで2男2女の母親だ。同じ研究者である夫と家事を分担し、助教から日本学術振興会特別研究員(RPD)、准教授とキャリアアップしてきた。

 出産後に研究を休んだのは長くて半年、4人目は産後3カ月で復帰した。試験管を洗うなどの単純作業は研究支援員に任せる一方、研究対象のホヤを自宅に持ち帰り、午前2時に作業をしたことも。「自分が知りたいから夜遅くまで起きている。苦にならないです」。平成25年度には、ホヤの遺伝子の研究で文部科学大臣表彰若手科学者賞も受賞した。