「生徒集まらなかった」同志社がインターナショナルスクール募集停止、廃止へ

 同志社大は、同大付属のインターナショナルスクールとして開校した同志社国際学院・国際部(木津川市)について、今年9月から生徒募集を停止することを決めた。今月25日の法人理事会で決定し、現在の在校生がいなくなった時点で国際部を廃止する方針。

 国際学院は、外国人の子弟や帰国子女らを対象に、6〜18歳までの12年制インターナショナルスクールがある国際部と、日本の教育指導要領に基づいた初等部(小学校)で構成。国際部は、国際的な教育プログラムを提供する国際バカロレア機構から、初等教育や大学受験が可能な学力プログラムを取得するなど、教育の充実に取り組んできた。

 しかし、平成23年の開校から6年目の現在も、1学年の平均生徒数が5・4人で、1学年の定員25人に及んでいない。このため、29年度入学者から募集を停止するとともに、転入生の募集も3月から停止する。

 ただ、同じ敷地に併設する初等部は運営を続ける。

 同大の藤沢義彦副学長は「学研都市で働く会社員や研究者の子供を対象に生徒を募集したが、集まらなかった。生徒と保護者にご迷惑をかけるが、すぐにスクールがなくなるわけではなく、最後まで責務は果たしていく」と話している。

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