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東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)がある東京ディズニーリゾート(TDR)の所在地として知られる千葉県浦安市は、その敷地の4分の3が東京湾の埋め立て地で、元々は葦の茂る干潟だった。シンデレラ城がそびえるこの場所は、埋め立てで誕生した「東京ディズニーリゾート半島」といっても言い過ぎでない海に突き出た地形だ。冬の一日、このTDR半島を一周し、その魅力を探索した。
TDR外周を反時計回りに周回するモノレール鉄道「ディズニーリゾートライン」の総延長は5・0キロだから、一周旅の距離もほぼ同じはず。だがそれは脇目もふらず歩いた場合。コース上にはレストランが自慢のリゾートホテルが林立し、おしゃれなショッピング街もあり迂回、寄り道には要注意だ。所要時間は早足で約1時間から丸一日、さらにはホテル宿泊付きまで本人次第。旅費もゼロ円から食事代、買い物代を加えれば天井知らず。今回は潮風を楽しみ、TDRを外側から眺め、モノレール全駅を回る欲張り旅。半分を歩き、半分をモノレール利用にした。
JR舞浜駅前を正午にスタート。駅前デッキをTDL方面に歩き始めると、上空を「カタン、カタン」と軽やかな音でモノレールが通過。ミッキーマウス型窓の車体には、ディズニー映画「アナと雪の女王」キャラクターのイラスト。夢の国に足を踏み入れたことが実感できる。