浸水対策で地下に自動防潮壁 ヒグマの剥製、展示復活 兵庫・洲本市の新庁舎

浸水対策で地下に自動防潮壁 ヒグマの剥製、展示復活 兵庫・洲本市の新庁舎
浸水対策で地下に自動防潮壁 ヒグマの剥製、展示復活 兵庫・洲本市の新庁舎
その他の写真を見る (1/2枚)

 洲本市は3日、現庁舎に隣接して建設した新庁舎を報道陣に公開した。11日に完成式典や一般向け内覧会が行われる。17日からの週末に移転作業を行い、20日から新庁舎で業務を開始する。

 新庁舎は地上6階地下1階、延べ床面積約1万400平方メートルで事業費は約37億5800万円。現在の庁舎は昭和38年建設で老朽化や耐震性不足のため解体、跡地に2階建ての立体駐車場(160台収容)を年内に建設する予定。

 新庁舎は免震構造を採用。津波など浸水対策として地上から約1・9メートルかさ上げして1階床面の高さは約3・1メートルとし、地下はセンサーが浸水を感知すると自動的に防潮壁が閉じる仕組みになっている。屋上はヘリコプターがホバリングして物資を降ろしたり、要救助者を運び出すことができる。

 災害時には庁舎内の待合通路や会議室に約2千人が一時避難できるようになっており、防災倉庫には2千人の1日分の水や食料などを備蓄する。屋上の太陽光発電は出力10キロワットで被災者の携帯電話の充電などが可能という。

 高齢者や障害者に利用しやすいユニバーサルデザインを取り入れ、音声案内付トイレ、議場傍聴席に聴覚障害者用の補聴器を補助する「磁気ループ」を導入したほか、授乳室やキッズスペース、待合に立ち上がりやすいソファを設置するなどしている。

会員限定記事会員サービス詳細