偽C型肝炎治療薬の正体はビタミン剤や風邪薬 服用例なく健康被害なし

 奈良県の薬局チェーンと東京都内の卸業者2カ所で偽造されたC型肝炎治療薬「ハーボニー」のボトルが計14本見つかった問題で、厚生労働省は1日、中に入っていた錠剤がビタミン剤や風邪薬などだったと発表した。患者が服用した例はなく、健康被害はない。

 厚労省によると、奈良県で発見された偽造薬5本のうち2本は、複数のビタミンを含んだ錠剤。残る3本には、ハーボニーと同じギリアド・サイエンシズ社が製造販売するC型肝炎治療薬「ソバルディ」と風邪薬、正規のハーボニーが混在していた。また、東京都内の卸業者から発見されたボトルには複数のビタミンを含む錠剤が入っていた。

 厚労省は1日までに、新たに都内の卸業者の在庫品の中から、偽造されたハーボニー1本を発見。これで、これまでに発見された偽造薬は15本となった。

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