スポーツの舞台裏

鉄人・室伏塾がオープン オリックス吉田がパワーに脱帽…「金メダルメソッド」をスポーツ界に還元へ

【スポーツの舞台裏】鉄人・室伏塾がオープン オリックス吉田がパワーに脱帽…「金メダルメソッド」をスポーツ界に還元へ
【スポーツの舞台裏】鉄人・室伏塾がオープン オリックス吉田がパワーに脱帽…「金メダルメソッド」をスポーツ界に還元へ
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 現役時代と変わらぬ圧倒的なパワー、経験に基づく豊富なトレーニング知識…。アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリスト、室伏広治氏の存在感はいまなお別格だった。1月25日、今季の飛躍が期待されるオリックスの若きスラッガー、吉田正尚外野手に、自ら開発したトレーニングを実技指導した。異色のタッグは吉田正のファンレターで実現。鉄人は独創性あふれる「室伏メソッド」を惜しみなく伝授し、「まだまだ鍛えがいがある」とエールを送った。23歳の新弟子は、第一線を退いた42歳の師匠のパワーと知見に脱帽しており、室伏塾の評判は今後も、次世代を担う若きアスリートの間に広がっていきそうだ。(細井伸彦)

 室伏氏は、自身が教授を務める東京医科歯科大(東京都文京区)で弟子を迎え入れた。心地よさそうに汗をぬぐった吉田正は「今までやったことがないトレーニング。新しい発見がたくさんあった」と語った。

 バーベルを担いで屈伸運動をするスクワット。重さは60キロにも満たないのに、分厚い胸板を誇る吉田正の表情がなぜか険しい。

 よく見ると、シャフトの左右に7・26キロのハンマーが2つぶら下がっており、不規則に揺れている。これが動きの安定性を妨げていた理由だった。

 マンツーマンで指導した室伏氏は「まだまだ鍛え甲斐がある。今後も鍛えていくことで、飛距離も打撃も伸びていくと思います」と太鼓判を押した。

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