衝撃事件の核心

赤信号で停車中なら操作していいのか!? ポケモンGO死亡事故、猶予判決を求めた男の弁明に司法判断は…

ポケモンGOをしていたのは赤信号で停車中。事故を起こしてしまったのは発進した後で、そのときはポケモンGOをしていない。事故はあくまで発進後で、確認がおろそかになったことが原因だ-。被告は事故原因を「ただ注意不足で発進してしまった」などと繰り返し主張した。

犠牲者の母、悲痛の意見陳述

今年1月17日、迎えた判決公判。亡くなった女性の母親が判決宣告に先立ち、意見陳述をした。

「親思いの娘が人生の半分にも届かない若さで、買い物に出かけたまま帰らぬ人になってしまった」

母親は絞り出すような声で話し始めた。

事故後、連絡を受けて駆けつけた病院では、「会わない方がいい」と医師から告げられるほど、女性は変わり果てた姿だった。「悔しくて悔しくて。言葉で表現できない悲しさや怒りと苦しみで胸が張り裂けそうです。なんでそこまでされなあかんの」

愛する娘を突然奪われた悲痛な思いと無念さを伝えた上で、こう訴えた。

「携帯でゲームを操作していたって? 怒りはいっそうこみ上げてきました。卑劣で身勝手な行為をどうして許すことができるでしょうか」

被告はスーツ姿で弁護側の席に座り、うつむいたまま意見陳述を聞いていた。

その被告の処遇に対し、母親は最後にこう述べた。「携帯のゲームで犠牲となりましたが、今後厳しい刑罰にしてほしいと望んでいます。娘の死を決して無駄にしないでほしいと強く望みます」

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