【世界ミニナビ】「旧正月」呼称めぐる複雑な国民感情 誇る中国横目に韓国でバッシング騒動(2/2ページ) - 産経ニュース

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「旧正月」呼称めぐる複雑な国民感情 誇る中国横目に韓国でバッシング騒動

「中国の」に反発

 一方、古くから中国文化の影響を受け旧正月を祝い続けてきた韓国だが、「中国の」という呼称に複雑な感情があるようだ。

 朝鮮日報(日本語電子版)は28日、ソウルの企業の若い女性従業員が米国の取引先に送った旧正月の休業を伝える電子メールで、「チャイニーズ・ニュー・イヤー」と書いたところ周囲からたたかれる「騒動」が起きたと伝えた。

 女性従業員は米国で通っているからそう書いたと主張したが、他の社員は「ルナ・ニューイヤーという表記もあるのになぜか」「典型的な事大主義だ」と責め立てた。結局、女性従業員が「これからは特に注意する」と約束して騒動が収束したのだという。

 韓国での米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備をめぐり、中国は韓流スターや韓国製品を締め出すなど反発。これを受けて韓国でも、対中感情は急激に悪化している。中国や日本との近隣外交に敏感な韓国の国民感情も、「チャイニーズ・ニュー・イヤー」問題の背景にはありそうだ。

 「日本は旧正月が主流ではないため、こうした論争の外にいる」と、朝鮮日報は日本にも言及している。