埼玉県内の踏切改良指定は45カ所 全国5番目、一部では協議進展

 国土交通省が27日、改正踏切道改良促進法に基づき、事故や渋滞を減らすために改良が必要として全国で指定した踏切のうち、県内は45カ所に上り、全国で5番目に多かった。平成32年度までに対策を取るよう鉄道会社と自治体に義務付けており、一部では既に協議が進んでいる。

 45カ所には複数の問題点がある踏切もあり、ピーク時の遮断時間が40分以上の「開かずの踏切」16カ所▽交通量が多く、渋滞や歩行者の滞留が起きる「ボトルネック踏切」31カ所▽歩道が狭い踏切14カ所▽直近5年間で事故が2回以上発生した踏切5カ所▽付近に老人福祉施設や障害者支援施設などがある踏切16カ所-だった。

 所在地別では、さいたま市が見沼区5カ所、岩槻区4カ所、大宮区と北区各3カ所の計15カ所で最多となり、次いで春日部市14カ所、越谷市、入間市、幸手市が各2カ所の順だった。鉄道会社別では、東武鉄道32カ所、JR東日本8カ所、西武鉄道5カ所だった。

 さいたま市は「原市」「盆栽」「宮原三丁目」の3踏切について、29年度の拡幅に向けてJR東日本と協議を進めているという。春日部市の担当者は「今回の指定で、地域の実情に合わせた周辺対策などもより積極的に行っていくことになる」と述べた。

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